円安や人件費上昇、物流コストの上昇などで飲食店も次々に値上がりしていますね。疲れた時、気分転換したい時のお助け船的存在の外食にも気軽に頼れなくなってきました。

そこで金融系の仕事をしていた経歴を持ち、貯金0から資産2,000万円を達成した貯めの達人のライターまりこさんに目らかウロコ!な「外食しない」ためにしていること3つを教えてもらいました。

1.ご飯だけは予約して出かける

炊飯予約して出かける

帰ってきて、クタクタになりながら食事の準備をするのは、正直億劫なもの。「今日、外食しちゃおうかな〜」と誘惑が頭をちらつきがちです。

だけど、外出前に炊飯の予約だけしておくことで、「ご飯炊いてたわ!帰らなきゃ」と外食への誘惑を断ち切ることができます。また、帰ってきてご飯が炊けていれば、物足りないかもしれないけれど、ふりかけや納豆があれば空腹は満たすことができます。外食して「あ〜また予算外の出費になってしまった…」と嘆いてモヤモヤしてしまうくらいなら、ご飯だけ炊いて最低限の食事を準備してみませんか。案外、納豆ご飯やふりかけごはんだけでも家族は気にしないものです。

2.包丁まな板いらずですぐに食べられる野菜を常備しておく

すぐに食べられる野菜を常備しておく

具体的にはミニトマトやレタスです。ミニトマトは洗ってヘタを取るだけ、レタスは洗ってちぎるだけ。包丁もまな板もいらず、茹でたり炒めたりする必要もありません。

外食に行って「なんとなく、安いから」でフードコートやファストフードを食べてしまって罪悪感や後悔をしてしまうのは、バランスの取れた食事もできないからではないでしょうか。あらかじめ時間のある時に、ミニトマトのへたをとり、レタスを洗ってちぎっておけば、お皿に盛りつけるだけで立派なサラダになります。

あとは冷凍食品をチンしたり、買ってきたお惣菜を出せば、おいしい食卓の準備が整います。外食を回避できて、野菜も食べられたら、満足のいく食事になるのではないでしょうか。

3.お弁当スタイルにしてチンするだけにする

お弁当スタイルにする

ご飯を準備したくなくて外食に頼ってしまうのは、疲れて帰ってきているからではないでしょうか。そんな時はまだ元気のある朝のうちにお弁当スタイルで夕ご飯を準備しておきましょう。何もお弁当のために気を張って料理する必要はありません。お弁当箱にご飯を盛って、自然解凍できる冷凍食品や、ゆで卵、朝ご飯の残りのもやし炒めを入れて、ミニトマトやレタス、ごまやたらこをのせればいいだけです。

朝お弁当箱に詰めて、冷蔵庫に入れておき、帰ってきたらチンして食卓に出すだけ。子どもたちはおうちで食べるお弁当にスペシャルな気持ちになり、普段食べない野菜もきれいに食べてくれます。洗い物もお弁当箱とお箸だけなので、少なくて楽チンで家事の負担も減るので、なんだか得した気分になります。

一汁三菜なんて作らなくて大丈夫

疲れてもうご飯を作りたくなくて「なんとなく」でしてしまう外食。しかも家計が気になって「安いから」という理由で選んで食べていては、せっかく使うお金の満足度も下がってしまいます。疲れて帰ってきて一汁三菜なんて作らなくて大丈夫。空腹を満たして楽しく食べられればいいのです。

外食を減らして、自宅で食べることが増えると、心も満たされて、気がついたら家計もゆとりが出てきて、本当に欲しい未来にお金を使えるようになりますよ。

■執筆/まりこ…元金融OL。ストレスで浪費し貯金0から資産2,000万円達成。その経験をいかし「お金に強いしなやかな女性を一人でも増やしたい!」という思いから、幸せな貯め体質になるコツを発信している。インスタグラムは@alabelleheure。

編集/サンキュ!編集部