2人の男の子を育てながら機嫌よく貯めています♪やりくりのモチベUPと安定の秘訣は、省ける手間は省き、ストレスがないやり方を選ぶこと。ゆとり優先の、頑張らずに楽しく貯める暮らしルールを教えてもらいました。


<教えてくれた人>
『サンキュ !』読者 Eさん(愛知県 39歳)
夫(37歳)、長男(11歳)、二男(8歳)の4人家族。住まいは8年前に建てた平屋の持ち家。家計や暮らし方を発信するインスタグラムは5.5万フォロワー!

◎Total Money Data◎
世帯月収(手取り) 44万円
夫ボーナス(手取り) 70万円
世帯年収(手取り) 598万円
月貯蓄額 約8万円
年貯蓄額(子ども手当除く) 156万円
総貯蓄額 約400万円

機嫌よく貯めてる人の家には頑張らない仕組みがありました

2人の男の子を育てながらアパレル店員のパート勤めをし、合間にはトレーニングやインスタグラムの発信も楽しむなど、忙しい毎日を送るEさん。それでもしっかり家計管理して年100万円以上も貯めちゃう秘訣は?「心がけているのは、機嫌よく過ごすこと。節約に必死だった頃はギスギスして挫折していたけれど、省ける手間は省き、自分の気分が上がることを増やしたらゆとりが。それがやりくりのモチベと安定につながっている気がします」。たしかにEさんの家には、余計なストレスをナチュラルに省ける工夫がいくつも!これは取り入れなきゃ!


●Eさんの1カ月の家計表
<収入>
夫月収 28万円
妻月収 16万円
※パートの収入+副業(インスタグラム)
合計 44万円

<貯蓄>
先取り貯蓄 3万円
投資 2万1000円
※ポイント投資含む
貯蓄型保険 1万円
合計 6万1000円

<支出>
住居費 5万8000円
水道・光熱費 2万5000円
※オール電化
車のローン 1万円
通信費 1万4000円
医療保険料 2万円
夫奨学金返済 1万8000円
子ども費 1万6000円
※給食費など
子ども習い事代 8500円
※二男のスイミング
食費・日用品費 5万円
レジャー費※外食費含む 2万円
夫小遣い 4万円
※昼食代、通勤のガソリン代込み
妻小遣い 2万円
妻習い事代 2万円
※パートで働く時間を増やして捻出
その他 1万円
※ペットにかかるお金、ガソリン代など
予算外 3万円
※レジャー費、年間でかかる特別出費
残し貯め 1万9500円


・身長150cm
・アパレルショップでパート勤務
・愛用の財布はイルビゾンテ

レシートや小銭で膨らまないよう、こまめに整理しています

・100円ジェルネイルでペディキュア

おしゃれ気分が上がるペディキュアは、UVライトを買いセルフで楽しみます♪

【稼ぐ】やりたいことのためにパートを1時間増やした

オンラインで続けていたトレーニングのスタジオが近所にオープン。「月謝は倍になるけど通いたくて、パートの時間を増やしました。社会保険料も払うくらい稼いで、使えるお金を増やします!」。

おべんとう持参でランチ代も節約

【貯める】3本の柱でバランスよく貯める

【貯蓄】
毎月3万円先取りで銀行に積み立て。「ボーナスから60万円、子ども手当も全額貯蓄」。

【投資】
楽天証券で月2万円をバランスファンドに積み立て。「楽天ポイントも投資に回します」。

【保険】
掛け捨てはイヤで貯蓄型の保険に加入。「65歳になる頃には、受取額が増える予定」。

【使う】「予算外」の費目を作って急な出費に慌てないように

急な出費で貯蓄を取り崩さないよう、「予算外」の費目で3万円を確保。「イベントやレジャー、大きい買い物があったときはここから。家計簿にメモして翌年の予算の参考にしています」。

頑張らずに楽しく貯めているEさんの暮らしルール

「迷ったら自分にストレスがない方を選び、ゆとりを優先♪」というEさん。それがモチベを下げずに貯め続けるコツでした!

ポイントで物を買うのをやめる

支払いは楽天カードにまとめ、たまった楽天ポイントを投資に活用。「ポイントの使い道に悩む時間や、ポイントがあるからと余計な物を買うムダがなくなり、スッキリ!」。

家に居ながら気分が上がる趣味を見つける

ちょっと時間が空いたらYumiCoreBodyのオンラインレッスンを。「今いちばん楽しい時間。暇つぶしにショッピングモールに行っては散財……がなくなりました!」。

トレーニングできた日にシールを貼ってモチベUP!

お金で解決することがあってもよしとする

時短できる家電はどんどん投入!「ワンタッチでできるコーヒーメーカーを導入したら、バタバタする朝がラクに。1杯100円でこのゆとりが買えるなら安いものです」。

夫にお金の話をするときはいつもの会話になじませる

家計も1人で頑張りません。「夫と“同じ目線”でいないと意味がないから、こまめに報告。改まって話すとぎくしゃくするので、寝る前や車の中など、ふだんの会話の流れで」。

家事に終わりはないので、ほどほどを心がける

面倒な家事はドラマを見ながらなど、楽しみをプラス。「それでも疲れたら寝ちゃいます(笑)。無理してストレス買いをしたり、仕事を休んだりするより、ずっといいです」。

スマホでTVerを見ながら。

苦手な料理は無理せず定番メニューだけ作る

疲れて帰ってきても自炊が続くよう、ふだんの夕食は省エネに。「子どもが野菜を取れる具だくさんの豚汁と、簡単なメインのみ。副菜はキムチなど“出すだけの物でよし」。

味たまはめんつゆ+水に漬けるだけ

参照:『サンキュ!』2024年9月号「貯めてる18人の家とお金潜入調査!」より。掲載している情報は2024年7月現在のものです。撮影/大森忠明 編集/サンキュ!編集部