コロナ禍の外出自粛中に不要なものの整理はしましたか?主婦174人に聞いたところ約7割が「不要なものを捨てた」と回答しました。ではみんなはどんなものを捨てたのでしょう?捨てたことで家計にプラスになったこと、ものを減らしたことでおうち時間を楽しめるようになったエピソードと合わせてご紹介します。

約7割の人が自粛生活中に不要なものを捨てた

新型コロナウイルスによる外出自粛期間中に不要なものを捨てたか?と聞いたところ、「はい」と答えた人は69%でした。

捨てたものはコレ!

コロナ禍の外出自粛期間中に捨てたものは何か?聞きました。

「着なくなった服を捨てて衣装ケースやカラーボックスも捨てた。」

「子どもも家にいることが多かったので、一緒におもちゃを整理しました。」

「家族の古い下着やシーツなどを捨てて一新した。」

「押し入れの奥にしまっていた思い出の品。大切な写真などだけ残して捨てた。」

「キッチンまわりのあまり使っていなかったもの、これからも使わないであろう小物類。」

「使わない食器を思い切って捨てた。」

「書籍、CD、DVD、ゲームを売りに出しました。」

「保存していたけどつくっていないレシピの切り抜き、読まない本や雑誌類。」

「使用済みの通帳や保険関係の書類、電化製品の説明書など、たまっていた書類関係を片づけました。」

「ストックを見直して、期限切れの防災保存食を捨てて買い替えた。」


不要なものを捨てることで起きた“よかった”エピソード

家計にとってよかったことと、ものが少なくなったことで家での生活を楽しめるようになったエピソードについて聞きました。

<家計によかったこと>

「服や小物をお気に入りのものだけに厳選したら、新しいものを欲しい気持ちがなくなり、服を買うことが少なくなった。」

「ものを捨てるとき申し訳ない気持ちになるので、長く使えそうなものを吟味して買うようになった。」

「服も食品も、本当に必要なものだけを買うようになった。」

「収納がすっきりして、何がどこに入っているか把握できるようになったので、ダブり買いがなくなった。また、買う前に置き場所があるか、服なら組み合わせられるかなど、考えて買うようになりムダづかいが減った。」

「ものの少ない家が心地よく、もうものを増やしたくないと思い、買い物が慎重になった。」

「フリマアプリの売上金が増えた。」


<生活を楽しめるようになったこと>

「リビングでエクササイズができるようになった。」

「ソファーにちょい置きしていた服などを片づけたので、カフェに行かなくても家でゆっくりコーヒーを飲めるようになった。」

「子どもの積み木スペースをつくれて、家でも楽しく遊んでくれるようになった。」

「家の中でレジャーシートを敷いてピクニックごっこや、ベランダでキャンプごっこができた。」

「サイズアウトした服で子どもと一緒にマスクづくりを楽しんだ。」

「片づけてキッチンの動線がスムーズになり、料理がしやすくなったし、お菓子をつくる余裕もできた。」

「半物置きになっていた部屋にキーボードを置けて演奏を楽しめるようになった。」

「庭を片づけて子どもと一緒にガーデニングを始めた。野菜を育てたり、花を見るだけで気分転換にもなる。」

ムダな買い物が減り、家の居心地がよくなる

不要なものを捨てたことで、買い物のときによく考えて買うようになったという声が多くあがりました。また、出かけなくても家でいろいろな楽しみ方ができるようになり、結果的に家計にもプラスになっていると感じている人も多いようです。みなさんはいかがでしょうか?

(文・田谷峰子)

*サンキュ!モニター174人アンケート調査 2020年7月実施