広くはないスペースなのに何かとものが多く、散らかりがちになってしまう玄関。玄関をキレイに保っている人は、どんなことに気をつけているのでしょうか？
今回は、元家政婦で家事クリエイターのマミさんに、玄関のキレイをキープするためにしている3つの習慣を教えてもらいました。
1.靴はすぐしまう
玄関を今すぐスッキリした状態にしたいなら、出ている靴をすべてしまうのが一番いい方法です。それだけで、玄関が一気に片づきますよね。
我が家では、家に帰ってきたら家族それぞれが、すぐに靴を靴箱にしまうことにしています。出しておくのは、来客応対用のサンダル一足のみ。
履いていた靴をすぐにしまうのは、湿気が心配になるかもしれません。ですので、湿気取りを入れ、夜の間は靴箱の扉を半分開けておきます。その方法で、靴箱にカビが発生したことはありません。
湿気を気にして玄関に靴を置いておくよりも、玄関に何もない状態でいる方が、はるかにメリットが多いと感じていますよ。
2.小物はドアに貼る
玄関には靴以外にも、傘とか掃除用具とか、印鑑とか、置いておきたいものが結構あります。棚や収納があれば問題は解決しますが、賃貸マンションの狭い玄関だと、靴箱以外の収納がないことも。
そこで、マグネット式の収納グッズを使って、小物は玄関ドアに貼りつけています。傘立て、印鑑、マスク、鍵、サングラス、ミニホウキとチリトリなどを、玄関ドアの内側につけていますよ。
基本的にはドアの色に近いアイテムを使い、同じ色がなかった場合は白に。全体を白黒にしています。また、ドア全面には貼らず、半分より左側に寄せ、出入りの邪魔にならないようにもしていますよ。
マグネット収納グッズは、山崎実業のものや、ダイソーの商品を使用中です。
3.買ってきたものを玄関に放置しない
よくあるのが、買ってきたものを、とりあえず玄関に置いてしまうこと。または、届いた宅配便などを、受け取ってそのまま玄関に置いてしまう場合も。
さらには、商品を玄関で開け、段ボールや梱包材を置きっぱなしにしてしまうこともありますよね。
そして、出かけるついでに捨てようと思いながらそのまま…。玄関に、買ってきたものをとりあえず置くのはやめましょう。届いた荷物はすぐ開けて、梱包材も保管場所に片づける。
置きっぱなしに慣れてしまうと、それが当たり前になり、なんとも思わなくなってしまいます。しまいには、ものをまたいで出かけるのが普通になってしまうかも。買ってきたものはすぐに開け、本来あるべき場所にしまう習慣をつけるのがおすすめです。
習慣になればそれが当たり前に
靴を毎回しまうとか、買ってきたものをすぐにしまうのは、それまで習慣にしていないと面倒に感じるかもしれません。でも、一度習慣にしてしまえば、それが当たり前に。そうすれば、いつでもキレイな玄関になっていきますよ。
■執筆／マミさん…以前家政婦として活動していた知識と20年超えの主婦業で培った経験を生かした、簡単な掃除や料理アイデアが人気の家事クリエイター。インスタグラムは＠m.a.m.i.a
編集／サンキュ！編集部