風水で「これをやると運気が上がる」ということが、世間のいわゆる「常識」からちょっとズレているかも?と感じることがあります。

常識からちょっと外れていることをしても大丈夫なのでしょうか?
みんなと違うことをした方が、運気が上がるのでしょうか?
じつは、風水は常識はずれなんでしょうか?

風水の第一人者Dr.コパに、果たして風水は常識はずれなのか?常識はずれなことをすると運気が上がるのか?について教えてもらいました。

常識に縛られてはダメ! 大事なことは幸せになること

そうだね~、家庭でも、学校でも「常識はずれなことをしてはダメですよ」と教えているからね。「常識はずれ=みんなと違うこと」をすると仲間はずれにされることが多いから、みんなと同じ常識的なことをするのがよしとされているんだと、コパは思うよ。

でも、コパの父親は違っていた。

自分が幸せになることをするのが一番
人の目は気にしない
右へならえをしなくていい
自分を信じる

…と教えてくれた。だから、コパは、世の中はこうあるべき、こうするのが当たり前、自分はこうすべき、というのに縛られた考え方をしないんだね。「常識」というものは、時代とともに変化する。今は常識と言われていることのなかに、昔は非常識だったことはたくさんあるよね。人に迷惑をかけるような非常識はダメだけど、無理にみんなに合わせることはない。

コパが「西に黄色で金運アップ」と提唱し始めたころは、「なにを言ってるの?」という反応だったけど、西に黄色の風水が実証されるにつれて、実践する人が増えてきたよね。世の中、そんなもんだよ。
 
これからコパが、世間一般的にはちょっとズレているけど、風水的には効果があることを教えるよ。

北枕で寝る

寝室の窓際のベッドに白い枕と白い毛布。散らかったベッドと寝室のコンセプト。

亡くなった人は頭を北側に向けて安置することから、生者が「北枕」で寝ることは縁起が悪いという考えがあります。でも、風水では、暗くて静かな「北」という方位は金運が育つ方位。北枕で寝ている間に、体内の金運が育つというわけです。

また、「頭寒足熱」(頭を冷やして足を温める)という昔からの健康法にも「北枕で寝る」の風水は当てはまっています。

冬でも朝イチで寝室の窓を開ける

朝日光と早起き

人は睡眠中に体内から厄=不運を吐き出すので、朝起きたときの寝室には厄が充満しています。朝イチで窓を開けることで、厄を外に出して新鮮な運気を室内に入れます。不運と幸運の入れ替え風水です。

風呂の残り湯を捨てる

入浴は厄落としアクションでもあります。家族が浸かった浴槽のお湯にはアカだけではなく厄も混じっています。厄が浮いている残り湯で洗濯すると、せっかく洗濯した衣類に厄がついてしまいます。

どうしても残り湯を使いたい場合は、粗塩をひとつまみ入れて、残り湯を清めましょう。

朝もパンツを履き替える

朝起きたときのパンツには、寝ている間に体内から吐き出された厄がついています。そのまま1日履いていたら運気がどんどん下がってしまいます。お風呂上がりだけではなく、朝起きたときもパンツを履き替えましょう。

写真を撮るときに「大金持ち!」と言う

写真撮影するときは「チーズ!」と言うのが一般的。それもいいですが、金運を上げたければ「大金持ち!」が開運アクション。恥ずかしがらずに、みんなで「大金持ち!」と言ってスマイルしましょう。

まとめ

人に迷惑をかけるような非常識はダメですが、人に迷惑をかけることはなく、自分が幸せになることなら、「常識」からズレていても気にすることはありません。開運風水で幸せになりましょう。

監修/Dr.コパ 文/村越克子